アットホーム調べ、新築戸建て価格
埼玉・千葉で最高額を更新
東京23区ほぼ横ばい推移
アットホームはこのほど、築戸建住宅の価格動向をまとめた。アットホームラボに調査・分析を委託したもので、それによれば、首都圏の平均価格は3956万円となり、前月比で0・6%上昇した。首都圏(1都3県)の8エリアを調べた。
エリア別に見ると、東京23区は5555万円(前月比0・1%上昇)とほぼ横ばいながら3カ月でプラスとなった。ただ、前年同月比では0・5%下落し、15カ月連続で落ち込んでいる。都下の平均は3989万円(前月比0・4%上昇)となり、こちらも1年前の同じ月との比較では1・5%下落し、5カ月続けて落ち込んだ。
横浜市・川崎市は、平均価格が4320万円(前月比0・4%上昇)と5カ月連続でプラス推移している。前年同月比は1・3%下落し、19カ月連続で下げている。
神奈川県他は3771万円(前月比0・6%上昇)となり、前年同月比でも0・4%上げて23カ月ぶりに上昇に転じた。
さいたま市では、平均3720万円(前月比1・1%上昇)となり、前年同月比でも1・3%上昇し、いずれも2カ月連続でプラス水準となった。
埼玉県他は、平均3197万円(前月比1・1%上昇)となり、前年同月比も1・8%上昇とともに5カ月連続で上がった。2017年1月以降の最高額を更新した。
千葉県西部は、平均価格が3506万円(前月比0・4%上昇)で4カ月続けて上昇した。最高額を2カ月連続で更新した。1年前の同じ月との比較でも1・5%上昇し、8カ月連続で強含んでいる。
千葉県他は、平均価格2913万円(前月比0・6%上昇)となり7カ月連続で上がった。最高額を4カ月連続で更新した。前年同月比6・3%上昇と32カ月続けて強含みとなった。
週刊住宅タイムズ参照