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副都心とターミナル駅周辺地域特性を生かす

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カテゴリ:不動産市況
都心とターミナル駅周辺

域特性を生かす






100年に一度の再開発



 迷路のようだといわれ続けていた「渋谷駅」。


駅周辺再開発の進展に伴い、少しずつその度合いは緩和されつつある。


昨年11月に東急、JR東日本、東京地下鉄による渋谷駅再開発最大の47階建てビル「渋谷スクランブルスクエア東棟」が開業したのに続き、12月には地下鉄銀座線渋谷駅が東側に移動し、人の流れが少し改善された。



 渋谷駅周辺は東急と東急不動産が「100年に一度の再開発」として、2012年開業の「渋谷ヒカリエ」を皮切りに、幾つものプロジェクトに取り組んできた。


現在進行中のプロジェクトだけでも20年代半ばまで続くほか、東急不動産は「グレーター渋谷」を掲げ、周辺まで開発エリアを広げている。



 渋谷といえば、パルコも昨年11月、再開発で新装オープンした。


公園通りやセンター街などは若者層でにぎわいを見せているが、名物・スクランブル交差点の影響か、外国人が非常に目立つようになった。


そして西武百貨店やロフトなどが、かつてセゾングループの一大拠点でもあったことを思い起こさせる。



三角ビル新広場



 わが国初の摩天楼の街と呼ばれた新宿副都心。


周囲で再開発は進行しているが、昨年は渋谷のような話題プロジェクトはなかった。


だが、今年注目されるのが草分け超高層ビル「新宿住友ビル」(通称三角ビル、1974年開業)。


全天候型イベントエリアが6月に開業する。


住友不動産がビル低層部に”スカート”をはかせる大改修工事を行い、吹きさらしだったイベント広場を全天候型アトリウム「三角広場」として蘇生させる。



 西新宿の超高層ビル群は区画面積が広く、人工地盤の活用などで歩道と車道を分離し、しかも道路幅が広い。


機能的に高スペックで整然としている分だけ、にぎわいを醸成するのが難しかった。


その街に人の流れを呼び戻そう、というのがそもそもの狙いだ。



 最大収容人員2000人、最大天井高25㍍、都営大江戸線都庁前駅直結の施設として開業する。






 東京都豊島区は2014年、日本創生会議から23区で唯一の「消滅可能都市」と指摘されたことに反発。


区長が「都内でも最も子育てしやすいまち」への転換を進めた。


現在のキャッチフレーズは「国際アート・カルチャー都市としま」。


区内には著名漫画家を輩出した施設があるほか、芸術・文化関連の学校や留学生なども多い。



 そんな豊島区待望の施設が昨年誕生した。


旧豊島区長者と豊島公会堂跡地を再開発し、中池袋公園を再整備した「ハレザ池袋」だ。



 東京建物とサンケイビルが事業化した公民連携プロジェクト。


区が運営する3層約1300席の大ホールなど8つの個性の異なる劇場と10スクリーン、1700席のシネマコンプレックスが集積。


11月に開業した大ホールは先々まで上演予約が埋まり、文字通り芸術文化の発信基地としてスタートを切った。



 池袋駅周辺では昨年3月、西武グループが西武鉄道の旧本社跡地を中心として鉄道線路をまたぐ20階建てビル「ダイヤゲート池袋」を開業するなど徐々に再開発機運が盛り上がりつつある。


新宿、渋谷とは違う味を持つ池袋。


その池袋らしさを残し、新たに芸術文化の息吹を加えていく。


活性化の鍵は地域特性を生かすことにありそうだ。



※週刊住宅タイムズ より
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