リノベ前提で中古住宅購入
値ごろ感と好立地が人気
アットホームは12月9日、中古住宅のリノベーションに焦点を当てて調査した。
住宅購入の際に最初に検討したのは「中古」が68.9%となり、「新築」を検討した人は12.3%にとどまった。
リノベーション前提で中古住宅を購入しており、新築をあきらめたのではなくリノベを視野に中古を積極的に購入したことがわかった。
中古住宅のイメージでは、「価格が手頃」(83.8%)が圧倒的に多く、「立地が良い」(54.0%)、「見えない瑕疵がありそう」(41.4%)、「耐震性がきちんとしているか不安」(39.2%)と続いた。
リノベの理由は「内装を自分好みに変えたかったから」(65.0%)が最多だった。
特に中古マンション購入者にそうした傾向が強く70.4%を占めた。
リノベの内容は、「壁紙を変えた」(73.5%)が最も多く、「床の素材を変えた」(58.3%)も6割程度を占めた。
住宅タイプ別にみると、中古マンションは65.7%が「床の素材を変えた」と回答し、戸建て購入者に比べて16.4ポイント高い結果となった。
全体の95.5%が「(リノベをして)良かったと思う」と回答した。
リノベーション費用は、中古マンションの平均が456万円、中古戸建ての平均が672万円だった。
購入費と合わせた総額は、中古マンション平均2857万円、中古戸建て平均2507万円となった。
※週刊住宅タイムズ より