戸数前年割れも床面積拡大
住宅着工
7 月
国土交通省がまとめた7月の新設住宅着工戸数は、7万9223戸で前年同月比を4.1%下回った。
戸数は前年を下回ったものの床面積は665.6万平方㍍と前年同月比を1.0%上回り、2カ月連続して前年実績を上回った。
季節変動を考慮して年率戸数に換算すると91万戸で、前月よりも1.2万戸低い水準。
6月の増加から再び減少に転じた。
利用関係別では、持ち家が13カ月連続、分譲住宅は2カ月連続して前年実績を超えた。
貸家は15.5%減の3万383戸と11カ月連続して前年割れが続く。
地域別では、貸家が2割近く減少した首都圏が前年割れ。
中部圏はマンションを中心に分譲住宅が大きく伸びたが、貸家の減少が響き、全体では減少。
近畿圏は貸家も伸びて、全体でも前年水準を超えた。
建築工法別では、プレハブが2カ月連続して前年実績を上回った。
※週刊住宅タイムズ より