新築狭小戸建て
近畿は京都除き強含み
東京カンテイ
6月価格動向
首都圏は一転下落
東京カンテイは7月11日、主要都市圏・都市別に狭小木造戸建て住宅の価格動向を発表した。
敷地面積50~100平方㍍未満で最寄り駅から徒歩30分以内、もしくはバス20分以内を調べたところ、首都圏の6月は平均4546万円と前月に比べて1.3%下落し、都県別では東京都が4985万円(同2.6%下落)となり、千葉県で4.8%と大きく下げて3833万円だった。
一方で、神奈川県は4022万円(同2.1%上昇)と2カ月連続で上昇し、埼玉県が4090万円(同0.1%上昇)とほぼ横ばいで推移した。
都市別で見ると、東京23区が5069万円(前月比0.2%下落)だった。
都下は4352万円(同2.1%下落)と4カ月ぶりに反転下落した。
一方、ほかのエリアは強含んで横浜市は4014万円(同2.6%上昇)となり、川崎市は4617万円(同1.0%上昇)、相模原市は13.3%と2桁上がり3155万円とした。
千葉市も3436万円(同4.9%上昇)で2カ月連続で上がり、さいたま市でも4332万円(同4.3%上昇)と連続で上がった。
近畿圏も平均価格3383万円(前月比3.7%上昇)と2カ月連続で上昇した。
府県別で見ると、大阪府が同5.1%上昇し3349万円で2カ月連続、兵庫県が3697万円(同1.8%上昇)と反転上昇した。
京都府は3062万円(同6.0%下落)で落ち込んだ。
主要都市で見ても、大阪市(3890万円=同6.3%上昇)、堺市(2911万円=同4.6%上昇)、神戸市(3933万円=同3.4%上昇)が上がり、京都市が3221万円(同7.8%下落)で落ち込んだ。
※週刊住宅タイムズ より