5月の住宅着工
貸家、分譲が減少
年90万戸水準に
国土交通省がまとめた5月の新設住宅着工戸数は、7万2581戸と2カ月連続して前年同月を下回った。
季節変動を考慮して年率戸数に換算すると、90万戸と前月よりも3.1万戸低い水準だった。
持家が8カ月連続して前年同月を上回ったが、貸家は9カ月連続、分譲住宅は2カ月連続して前年を下回った。
分譲住宅はマンションが2カ月連続の減少。
これまで好調が続いていた戸建ても6カ月ぶりに前年水準を割り込んだ。
建築工法別ではプレハブが4カ月ぶりに前年実績を下回った。
地域別では、首都圏は貸家が大きく落ち込み全体では9.9%の減少。
中部圏は持家、貸家、分譲住宅ともに伸び、全体では12.6%増。
近畿圏は持家が微増だったものの、貸家と分譲マンションが大きく落ち込み全体では5.8%減だった。
※週刊住宅タイムズ より