購入派が7割、資産性に軍配
リビンマッチ調べ
住み替えるならどっち?
不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズ(東京都中央区、川合大無社長)は、同サイトの利用者で自宅を所有している20歳以上の男女358人を対象に「住み替えるなら購入か賃貸か」を調査したところ、自宅所有者の68.7%が住み替えるなら「次も購入がいい」と回答した。
住み替えで賃貸を選択する人は、31.3%にとどまった。
その理由として「自分の資産になる」(44.7%)が最も多かった。
「家賃を払うのがもったいない」「子どもに残せる」(共に37.4%)、「満足感や安心感が得られる」(27.2%)、「ペットを飼える」(19.9%)、「社会的信用を得られる」(8.5%)が続いた。
住まいのタイプで見ると、「戸建て」(80.2%)が圧倒的に多く、「集合住宅」(19.8%)が2割程度だった。
一方、賃貸派の理由としては、「家のメンテナンスが不要」(57.1%)、「固定資産税の支払いがない」(50.9%)が半数以上を占めた。
「ライフスタイルに合わせた住み替えが可能」(38.4%)、「ローンがないので破綻リスクがない」(33.0%)などのほかに、「地価の変動や災害による不動産価値への不安がない」(12.5%)などがあった。
「高齢なのでローンが組めない」「購入したものは収益物件で、自宅は賃貸」といった回答もあった。
※週刊住宅タイムズ より