12月価格
都心6区7601万円で最高値更新
大阪・名古屋も強含み
12月の価格動向を見ると、
首都圏は平均3729万円(前月比0.5%上昇)と引き続き上がった。
都県別で見ると、東京都が4940万円(同0.1%下落)
神奈川県が2933万円(同0.4%上昇)
埼玉県が2314万円(同0.2%上昇)となり、
千葉県では千葉市がけん引する形で2043万円(同1.9%上昇)と3カ月ぶりに上昇して9月に記録した直近の最高値を更新した。
主要都市別では、東京23区が54661万円(前月比0.4%上昇)だった。
都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)は7601万円(同0.6%上昇)と8月に記録した最高値を上回った。
横浜市が1844万円(同0.5%上昇)
千葉市が1844万円(同4.4%上昇)と大幅に伸びて1800万円台を回復した。
さいたま市は、3168万円(同0.6%下落)となった。
近畿圏平均は、2268万円(前月比0.7%上昇)と引き続き上昇した。
大阪府は2467万円(同0.9%上昇)して2467万円と6カ月連続でプラスとなった。
大阪市は6カ月続けて3168万円(同1.7%上昇)だった。
大阪は中心部の価格上昇が鮮明となっている。
中部圏でも前の月に比べて1.8%上昇し、1902万円となり、
愛知県で2054万円(同1.4%上昇)と続伸して1年前の水準に比べて概ね1割高くなった。
名古屋市は、2372万円(同0.6%上昇)で4カ月連続のプラスとなった。
同研究所では、大阪市と名古屋市は、相対的に高い賃料が得られることに加え、東京区部によりも初期費用がかからないため投資マネーが流入しやすく、その動きに陰りが見られず価格上昇につながっているとした。
※週間住宅タイムズ 抜粋