アットホーム
成約数は5か月連続減
首都圏10月賃貸住宅
アパート賃料弱含み
アットホームは11月27日、首都圏10月の賃貸住宅の成約数・成約賃料をまとめた。
成約数は
1万6472件と前年同月比7.1%減少して5か月連続でマイナスとなった。
成約の46.6%を占める東京23区は、前年増の反動もあって同5か月続けてマイナスとなったものの、中古アパートは単身者向けがけん引して同4ヵ月ぶりに増えた。
一方、唯一プラスだった神奈川県は、
マンションが再び増加したことに加え、アパートの過半数を占めるシングル向けが2桁増となり、同5か月ぶりに増加に転じた。
新築・中古別に前年同月比で成約数を見ると、
マンションは新築が3か月連続で減少し、中古が5か月続けて減った。
アパートは新築が5か月連続で減少し、中古が10か月連続で減った。
平均賃料を見ると、
首都圏はマンション新築が1年前との水準に比べて4か月ぶりに上昇し、中古が6か月連続の下落となった。
アパートは新築が3か月ぶりに下落し、中古も再び下落した。
1戸当たりの成約賃料は、
マンションが8.98万円で前年同月比1.1%下落し4ヵ月連続のマイナス、
アパートは6.38万円で同1.8%下落し再びマイナスだった。
※週刊住宅タイムズ 抜粋