都区部2桁上昇、7000万円迫る
大阪市は3か月連続の強含み
東京カンテイはこのほど、首都圏の新築戸建て住宅の価格動向をまとめた。
それによると、6月の平均価格は、3829万円(前月比0.8%上昇)と反転上昇し、東京都は同4.3%と大幅上昇して4717万円となった。
神奈川県は4199万円(同1.4%下落)
千葉県が2985万円(同1.4%下落)
埼玉県が3264万円(同1.1%下落)となった。
東京以外はマイナスに転じたものの、1年前との比較では、すべてのエリアで上昇している。
東京都は3.9%、神奈川県が11.2%、千葉県が8.2%、埼玉県が5.7%とそれぞれプラスとなった。
首都圏別にみると、
東京23区は前年比11.9%の2桁上昇により6867万円と反転上昇した。
都下も4157万円(同2.7%上昇)
横浜市は4817万円(同1.5%上昇)といずれも反転上昇となった。
川崎市は3か月ぶりに落ち込み4561万円(同4.0%下落)だった。
相模原市も3679万円(同9.8%上昇)と3か月ぶりに上がり3月の水準まで戻した。
千葉市は2836万円(同1.9%下落)
さいたま市が3528万円(同3.5%下落)と共に下げた。
近畿圏(2府4県)は、平均価格3020万円(同0.8%上昇)だった。
2か月連続で上昇した。
大阪府は3268万円(同3.1%上昇)
兵庫県が3004万円(同0.8%下落)
京都府が3199万円(同3.5%下落)だった。
主要3府県で大阪府のみ前月比で上昇した。
1年前との比較では、大阪府と京都府がそろって3.0%上昇している。
兵庫県は0.3%のマイナスだった。
主要都市別で見ると、
大阪市は4246万円(8.5%上昇)と3か月連続で上がった。
神戸市は3368万円(6.8%上昇)
京都市が4118万円(同3.6%上昇)とした。
堺市は3211万円(同5.2%下落)でマイナスとなった。
※週刊住宅タイムズ 抜粋