東日本レインズ
成約減少も価格の上昇続く
不動産流通動向4~6月期
東日本不動産流通機構(東日本レインズ、瀬川信義理事長)は、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の4~6月期の流通動向をまとめた。
中古マンションの成約件数は、3期連続で前年同月期を下回り9339件(1.5%減)となった。
埼玉県と神奈川県を除く各地域で前年から減らした。
成約数の比率は
東京23区が41.5%を占めている。
新規の登録件数は、5万2058件と前年比9.1%増加した。
成約価格は2012年10~12月期から23期連続で上昇し3331万円(同4.3%上昇)となった。
1平方メートル当たりの単価でも22期続けて上がった。
新規登録の単価は前年比1.0%上昇している。
成約物件と新規登録物件の築年数は、それぞれ0.16年と1.38年拡大した。
成約物件は平均20.77年、新規登録は24.40年だった。
中古戸建住宅は、成約件数が3261件(前年度同期比2.0%減)と6期連続で1年前の水準を上回った。
多摩、埼玉県、千葉県で成約が減った。
成約価格は3109万円(同3.8%上昇)で3期連続で上回った。
横浜・川崎市を除く各地域が前年比で上昇し、東京23区と多摩は3連続で上昇した。
※週刊住宅タイムズ 抜粋