住宅着工
前年比1.3%増7.9万戸
持家・貸家は前年割れ続く
国土交通省がまとめた5月の新設住宅着工戸数は、7万9539戸と前年同月を1.3%上回った。
季節変動を考慮して年率戸数に換算すると99.6万個となり、前年よりも0.4%高い水準だった。
2か月連続して前年実績を超えたものの、持ち家は4か月連続、貸家は12か月連続して前年実績を下回った。
分譲住宅はマンションが2割以上伸び、戸建ても増えた。
地域別では、
首都圏は持ち家、貸家、分譲ともふるわず、全体で4.2%の減少。
中部圏は持ち家、貸家、分譲とも2桁の伸びで、全体では19.1%増えた。
近畿圏はマンションが倍増するなど分譲住宅が好調で、全体で27.2%の高い伸びとなった。
※週刊住宅タイムズ 抜粋