アットホーム首都圏中古マンション
初めて3000万円台に
アットホームはこのほど、首都圏の中古マンション価格の3月時点の動向をまとめた。
それによると、成約価格は一戸当たり3014万円で前の月に比べて3.6%上昇し、2009年の調査開始以降、初めて3000万円を超えた。
成約の過半数を占め、価格水準の高い東京23区で成約件数と価格がともに過去最高となったため。
エリア別に成約価格を見ると、
都区部が3709万円、都下が2560万円、神奈川県が2497万円、埼玉県が1999万円、千葉県が1892万円だった。
埼玉県だけが前年比で下落した。
4000万円以上の物件割合を見ると、都区部が38.8%、首都圏平均でも23.9%とともに過去最高となった。
一方、価格が下落した埼玉県は、築年数の上昇もあって2000万円未満の割合が6.9ポイント上昇した。
※週刊住宅タイムズ 抜粋