住宅着工
持家、貸家、分譲とも減少
年度計3年ぶり前年割れ
国土交通省がまとめた3月の新設住宅着工戸数は、前年同月よりも8.3%少ない6万9616戸だった。
季節変動を考慮して年率値に換算すると89.5万戸で、前年よりも3.3%少ない水準だった。
2017年度の合計は前年度より2.8%少ない94万6396戸で、3年ぶりに減少した。
持ち家、貸家、分譲住宅ともに3年ぶりに前年水準を下回った。
分譲住宅のうち、マンションは2年連続して減少。
戸建ては3年連続して増えた。
地域別では、3大都市圏、その他地域ともに前年を下回り、首都圏と近畿圏の減少幅が比較的大きい。
中部圏は持ち家と貸家は減ったが分譲住宅は伸びた。
その他地域も分譲住宅が伸び、持ち家、貸家の減少をある程度カバーしている。
※週刊住宅タイムズ 抜粋