高利回り1位「駒込駅」、収益物件サイトを運営する建美家(東京都港区、倉内敬一社長)は1月23日、山手線の投資用マンションを高い利回り順にランキング化した。
同サイトに登録された新規物件の駅を集計したところ、山手線の駅の利回りは5%台が中心となり、この1年で8割の駅が利回りを下げた。
全27駅。東京駅と有楽町駅は物件が少ないためランク外とした。
同調査によると、2年連続で駒込駅が6.37%(前年比0.60ポイント低下)とトップとなった。
2016年は利回り6%台が12駅あったものの、17年は6駅に半減した。19駅が5%台、2駅が4%台となって27駅中23駅で平均利回りが低下した。
物件価格で見ると、1位の駒込駅から6位の大塚駅までが1600万~1900万円台となり、7位の目黒駅から25位の神田駅までが2000万円台が多い。
26位の品川と27位の原宿は5000万円台となっている。
浜松町駅(同14位)は、5.73%(同0.41ポイント上昇)だった。
同社では、「再開発による影響で利回りが下がると想定していたものの27駅中で一番の上昇となった。
築古・高利回りの物件登録が多かったため、前年に比べて平均築年数が10年古くなっている」と分析する。
※(週刊住宅タイムズ 抜粋)